「愛悪の念頭、最も藻鑑(そうかん)を累(わずら)わす。」
(訳)好き嫌いの考えが頭にあると、
人物鑑定に間違いを起こすもとになる– 言志録に学ぶ「南洲手抄 言志録 第40条」
う〜ん・・・。
自分を振り返ってみると無意識のうちに、
「好き嫌い」を勝手に決めつけて
してしまっているところがありますね^^;
そうやって、1面だけをみて全部がそうだと
人物を決めつけるというのが駄目なことであって
好き嫌いをなくせといっているわけではないと思います。
大事なのは、好悪の念を抱いている
自分を顧みなさいということなんじゃないかな。
「自分は何故そう思うのだろうか?」と自分に問うことが、
好悪を越えて己に対する大切な助言となる。
「嫌だな〜」と思う時だけじゃなくて、
「いいな〜」と思う時も、
「自分は何故そう思うのだろうか?」
と自分に問いかけていこうと思いました^^