仏道の修行者が必ず修めなくてはならない最も基本的な修行で、戒学・定学・慧学の三をいう。戒学は、悪を止め、善を修し、戒律を守って規律ある生活を保つこと。定学は、禅定を修して心の散乱を鎮め、心を落ち着かせること。慧学は、その戒学と定学とに基づいて真理を知見し、智慧を獲得することを意味する。
三学 – 新纂浄土宗大辞典
なるほど!規則正しい生活をすることは、やるべきことに集中する状態をつくることだったのだね。たしかに、悪い習慣は本来やるべきことを邪魔していることも多いように思います。習慣は行いだけじゃなく、考え方に対してもいえることですよね。
どのようにしたらできるかを考えるという習慣は、やるべきことに集中する状態にするためにも必要なこと。常にそのように振る舞えるように、悪い習慣を良い習慣へと上書きしていきたいものですね。