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パナソニックミュージアム見学(その2)

松下幸之助歴史館から見学スタート。松下幸之助の人生を順に説明を受けながら見学。まず、立派な松が出迎えてくれた。松下幸之助の生家に樹齢1000年の松があったそうだ。今は朽ち果ててはいるものの現存しているらしい。

創業当時のアタッチメントプラグ。この形は津で生産されており、今でも販売されている。ロングセラーの商品だ。松下幸之助は、広告のデザインやコピーライトもしていた。「良い商品を早く広く世に出す」を大切にしていた。

ナショナルの社名は「国民の必需品となるように」が由来。この頃、経営が大きくなり、従業員が300名以上にもなると、「企業は社会の公器」企業にも社会的な役割があるということで理念を作る。

現、パナソニックは「物と心をゆたかにする」を軸に、時代に応じた社会課題を解決していく企業だ。パナソニックの社名は「音のひろがり(pan sonic)」という意味だ。

これまでいろんな説明を聞いてきたが、松下幸之助の経営手腕は、”常に社員に夢を与え続けること、モチベーションの調整”だと感じた。週休二日制を取り入れたのもそうだ。週休二日制は、本来1日教養、1日休養ということだ。仕事だけでなく教養を磨く、そういう時間を大切にするというところが素晴らしい。社員に対する”情”がなくては、こういう発想にはならないと思う。

つづいて、ものづくりイズム館へ。ここでは製品が550点展示されている。製品はどれも細部まで作られていて美しい。アイデアの軌跡というか、進化の過程がよく見ることができて見ていて飽きない。

自分が知っている製品を見つけると妙に興奮した。今では見なくなった製品がたくさんあった。懐かしかった。

1980年「電動自転車」今の電動自転車の原型だ。形も今とあまりかわらない。

そして、人間洗濯機、近未来なデザインが好奇心をくすぐられる。

2時間弱のたっぷり見学、とても勉強になった。最後にガイドの方が「松下幸之助は世界の繁栄を求めていたのではないか」という言葉が印象に残った。地球規模で物事を考えてみると、松下幸之助が見ていた世界が少しでも見えてくるかもしれない。

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