心暗きときは、即ち遇うところことごとく禍なり
空海
ここ数日は、あまり調子がでずイライラしていました。
家族にあたり、自分を責める…の繰り返しで、久しぶりにこたえました…。
そんな時に、この言葉に出会ったのですが、まさにそうだなぁと。
自分のやるべきことを見失っている時は、何をしても、うまくいかないというのを身を以て実感しました。
濁り水もまた水であって、一度澄むと清らかなる水となる。から元気もまた気であって一転すると至正至大の元気となる。ところで、このから元気を追い払って正気にする工夫はといえば、ただ己の私欲に打ち克ち、正しい礼にかえるだけのことである。
言志晩録 十七条 佐藤一斎
このような状況を打開するには、今やるべきことをやる(正しい礼)ことなのは、十分にわかっているのですが…暗闇の中にいるときに一歩がなかなかでないもの。気分が落ち着くのを待って行動するのもありなんだけど、一刻も早く立ち直るためには、やはり半歩でも前に進むことが必要なのだと改めて思いました。
自分との約束を守る。これに尽きます。
令和元年も終わりに近づいています。決めたことをやりきるために、予定を見直して挽回しよう。