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末那識

自分に対してのみそそがれていた利己性の<心>が深ければ深いほど、それが大きく外に向けられたときに、それだけ深く人のかなしみが見えてくるのである。
自分のみに<心>を奪われている人に菩薩の慈悲はないが、自分に<心>を奪われたことのない人にもまた慈悲はありえない。
利己性の<心>は、我執と慈悲、凡夫と菩薩のいずれへもの原点である。

仏教の心と禅

末那識は自我の執着する心、本能のこと。迷いのもとになるものだけど、迷い苦しいと感じるのは、本来の道を教えてくれているとも言えますね。自分の迷い、苦しみを、見なかったことにしない。無かったことにしない。本来の道をいくために、迷い切り、苦しみ抜く。

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