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第4回 貞観政要を読む

聖君と悪君

貞観政要には、政治の模範として聖君。悪い手本として悪君が登場する。

聖君は、堯・舜がよく取り上げられている。中国の歴史は三皇・五帝からはじまる。三皇は、神農、伏羲、女媧。五帝は、黄帝、顓頊、帝嚳、尭、舜。舜から禹に変わると帝位が世襲されるようになる。王朝を建てた兎・湯、周の基礎を築いた文王、武王を古の聖君とよぶ。

悪君の例として、夏を滅した桀王、殷を滅した紂王と、隋の煬帝が挙げられる。煬帝は、贅沢を好み、豪奢な建造を繰り返したり、残虐な政治をおこなった為、暴君と酷評されている。

大宗の優れた臣下として、魏徴、房玄齢、杜如晦、王珪がいる。特に、魏徴は大宗への諫めの言葉を多く残している。これが後世の政治の手本となる。

貞観政要の編集者

貞観政要の編集者は呉兢。汴州の出身。経典と史書に精通。「則天実録」の完成に携わり、起居郎を務めた。撰した「国史」六十五巻は高く評価された。三十代後半から四十代にかけて「貞観政要」編纂した。

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