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第1回 貞観政要を読む

「貞観政要」とは、その名の通り、貞観時代の政治の要点という意味。唐の時代(第618年〜907年) 第二第皇帝 太宗(李世民)と臣下との言行録である。貞観政要の編者は呉兢(ごきょう)武則天の時代、国史編纂の仕事に携わった人物だ。「貞観政要」は太宗が亡くなってから60〜70年後に完成した。

貞観政要は平安時代に日本へ伝わってきた。太平記、平家物語などにも記述がある。鎌倉時代には菅原為長が北条政子の求めに応じて和訳した。江戸時代以降「帝王学の書」として、徳川家康をはじめ為政者に読まれ続けてきている。今日では、経営者や幹部などのリーダー論として参考にされることも多い。

貞観政要は聞いたことがあったが、中身を十分に読んだことがなかったので、この機会にじっくりと読み解いて行こうと思う。貞観政要から、人とのしての生き方、上に立つものの心構え、国のあり方を学んでいきたい。

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